雪解けが進み、畑の準備が始まりました。エゾユキウサギも真っ白な冬毛から、土色の夏毛に変わろうとしています。今日の麓郷は一日中強い風が吹き続け、最大瞬間風速は16.9m/sを記録しました。(瞬間風速・・0.25秒ごとに測定した風速の3秒分・・12個のデータの平均値)
暗闇にエゾサンショウウオ集合
最高気温が25.2℃まで上がった夜は、暗闇の中でエゾサンショウウオが集合していました。
昨年はLEDのヘッドライトを使用したらあっという間に逃げられたので、今夜は古いヘッドライトを弱めに点灯してみました。良い感じで逃げなかったので、じっくり観察できそうでしたが、ちょっとした音にもビビりながらだったので5分で撤退しました。
やっと始まりました エゾアカガエルの産卵
最高気温が22.2℃まで上がり、やっと春らしい・・を通り越して、ちょっと暑い1日になりました。3月下旬から寒い日が多く、雪解けも遅れていたのですが、カエルの産卵もかなり遅くやっと産卵に集まってきました。目視で数えられた数は150匹ほど。きっとこの倍、いや3倍くらいはいるのではないかと思われます。
産卵に懸命になっているエゾアカガエルは警戒心が薄く、刺激で隠れてから3分ほどで出てきてくれました。
ポンス・ブルックス彗星と木星と細い月
2024年春の天文ショー、ポンスブルックス彗星が見頃になりました。
4月10日には木星、ポンス・ブルックス彗星、月齢1.5の細い月が日没後の西の空に並び、これを1枚におさめてみようとチャレンジしてみました。結果はご覧の写真の通り、月齢1.5の月は思っていた以上に明るく、中途半端な露出の写真になってしまいました。真ん中やや右下にぼーっとした感じで見えるのが彗星だと思います。
彗星の撮影は2020年7月に、ラベンダー越しに撮影できたネオワイズ彗星以来でしたが、あの時は月に邪魔されることもなく、ラベンダーに良い感じで弱い照明を当てることができたので、ライムラプス動画に編集することができました。今回も同じ感じを狙ってはみたのですが、残念な感じです。やっぱり星の撮影は難しいです。
春です ヤチネズミの禰󠄀豆子
2023年の春は3月の後半から急激に雪解けが進み、昨年よりも早く地面が見えるようになりました。うちの庭では冬の間にバードテーブルを設置して、ひまわりの種とピーナッツパウダーで野鳥を呼び込んでいるのですが、春になると地面に多くの食べ残しがあり、これを食べるヤチネズミの様子を見る事ができます。うちではこのネズミに禰󠄀豆子と名付けて可愛がっているのですが、今年は栄養豊富でコロコロとしている感じがします。
地面が見えるようになると、冬の間に雪の中でネズミ達がトンネルを掘って活動していた痕跡が見えます。