昨日に引き続き理科室にこもり、撮影に挑んだのですが、大きな雲の間にわずかにのぞいた数分間しか撮影することができませんでした。
ネオワイズ彗星 見~つけた
7月に入り急激に明るさを増しながら長い尾が見られるようになったネオワイズ彗星。これまでは早朝に見ることができたのですが、7月の後半からは夕方の北西の空にも見ることができる、ということで理科室から夕方の北西の夜を狙ってみました。
観察を始めた時刻は19時ころ。雲が多く、晴れてくれることを願いながらカメラを向けました。それから粘りに粘って、20時45分。ついに雲の切れ間から写真に写すことができました。
ラベンダーとミツバチ
7月の2週目になり、富良野市内のラベンダーも一気に開花。図書館の駐車場やワイン工場の上のラベンダーもきれいですが、毎日通勤で見ている文化会館の裏のラベンダーをミツバチとともに撮影してみました。
アサリの出水管・入水管はどっち?
今年から軟体動物の体のつくりを1年生で学習するようになり、スルメイカに続いてアサリの観察をしました。その際に、『水管は2本あります。太い方が入水管で、細い方が出水管です。アサリは入水管で水を吸って、出水管から水を吐きます。』などと説明してすぐに・・・
『先生、入水管から吐いた・・・』と言われてしまい、、???
そんなバカな、、と思いながらも、夜にもう一度観察するとたしかに太い方から水を吐いている。え?それじゃあ、逆だったのか? とも思ったものの、さらに食紅水を使って調べてみると、どうやら同じ管で吸って吐いていることがわかった。
ネット上でこのことを調べてもなかなか参考になる記事がなかったが、向井宏さん(元北海道大学名誉教授)の文章の中に次のものがあった。やはり、入水管から吸って、入水管から吐くことがあるらしい!(^^)!
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砂抜きをしているアサリをみていると、ときどき勢いよく水を吹き出すが、どうも入水管からも出水管からも水が出てくる。なぜ入水管から水を出すのか?という質問です。よく観察しているお母さんです。この質問への答えは「観察した結果はその通りです。
勢いよく水を出すときは、両方の水管から水を噴出させています」。
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アオダイショウ さち子のお食事3
アオダイショウさち子のお食事動画の3回目になります。
先週脱皮をしていましたので、およそ10日ぶりの食事になります。5時間目のはじめから撮影に入ったのですが、一度くわえた時にちょうど休み時間となり、人影を見てエサを離してしまっています。さすがヘビ、とても神経質です。
今回の動画では、エサを加えてから飲み込むまでの一部始終を撮影することが出来ました。興味のある方は、最後までご覧ください。
観察用ミヤマクワガタ
今年から動物の分類について中学1年生で学習するようになりました。
動物は脊椎動物と無脊椎動物に分けられ、無脊椎動物はさらに、軟体動物(イカやタコなど)、節足動物(カニ、クモ、昆虫など)、その他に分けられます。先週はスルメイカの観察と簡単な解剖を行いましたが、今週は昆虫の代表としてクワガタの観察をしてみましょう。
ポイントは 節足動物の特徴である『体を殻でおおわれている』『節のある足を持つ』ことです。また、昆虫の特徴である、体が3つ(頭部、胸部、腹部)に分かれ、胸部に3対(6本)の足と2対(4枚)の羽があり、気門で呼吸していることに注目してください。
ひとりに1匹ずつの昆虫を集めるのは、とてもたいへんです。捕まえる様子を動画にまとめましたのでどうぞ。
十勝岳に登って雲海を堪能しました
今日6月21日は『夏至』で、しかも『日食』でした・・が・・
日食のピークを迎える17時頃には西の空が雲におおわれてしまい、残念ながら日食の撮影をすることが出来ませんでした。北海道はこれから夏本番を迎えるところですが、今日が夏至で、昼の時間がいちばん長かったのですから、明日からは徐々に冬に向かっていくと言うことになります!(^^)!
ちなみに今日の日の出は3時51分! 日の入りは19時15分でした。魚釣りで朝まずめ(朝の薄暗い時間帯)を狙うのなら4時前・・・と言うことになります。
さて、本題の十勝岳(標高2077m)に登ってきました。富良野盆地は昼過ぎまで曇っていましたが、雲の高さは標高1500mくらいまでで、高いところは晴れ渡っていました。途中、ナキウサギの鳴き声を聞くことが出来ましたが、残念ながら撮影は出来ませんでした。
動画もつないでみましたが、まあこちらは興味のある人限定でどうぞ。